フリークライミングの歴史

フリークライミングは、そびえ立つ岸壁を自分の体で登っていくスポーツです。 最近ではスポーツクラブなどでもクライミングを楽しめるようになっています。
そのフィットネス性の高さから、女性の方でも楽しんでいる方が増えてきています。
そんなフリークライミングの歴史について紹介します。

フリークライミングの起源

現在知られているフリークライミングの起源は、アメリカのコロラド、カンクス、ヨセミテであるとされています。 世界のクライミングの一大中心地であるヨセミテでは、1940年代の開拓期以降にボルトをできるだけ使わないクリーンなクライミングが行われるようになりました。
その後1970年代に、ヨセミテを中心にフリークライミングが定着していきました。

日本でのフリークライミングの歴史

日本でのフリークライミングの歴史は、日本人クライマーがヨセミテを訪れ、そこでのフリークライミングを持ち帰ったことから始まったとされています。 日本にも全国に多くのルートが開拓されており、今でも多くの人が挑戦しています。
日本のクライマーの聖地とされている小川山は、岩場が花崗岩でできておりヨセミテの渓谷に環境が似ていることから、全国から多くのクライマーが集まっています。

アウトドアからインドアへ

このようにアウトドアでのスポーツとして発展してきたフリークライミングですが、80年代後半になると人工壁が登場しました。 これによって次第にインドアクライミングが発展していきました。
屋内に設置した人工壁は、天候の影響を受けず、ルートなども自由に変えることができるのでコンペでもよく利用されています。 最近話題のボルダリングは、3~5mの比較的低い壁を登るフリークライミングです。
今では全国に多くのクライミングジムが登場しています。

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